今あるもの
先日、バンクーバーのグランビルアイランドに行ってきました。
バンクーバーにはあらゆる建物にアートが描かれているので、散歩をするだけでも楽しい街です(*^^*) カナダに来て素晴らしいと思うことは、古い在り方や建物も大切にされています。
家も50年以上経っていても、業者には依頼せず自分たちでリフォームをしたり、今あるものに装飾をかけたり、古着屋さんも沢山見かけます。今度、おススメの古着屋さんもお伝えしますね。新しい洋服よりオシャレで上質なものが手に入るので、最近は目的を定めて行くようにしているくらいです。
私の仕事スタイルには”今あるもので最大限に効率よく会社が運営される”を大事にしています。
もちろん、新しいスキル・新しい知識・新しいシステムの情報収集やアップデートは大事ですが、それには費用がかかることもあり、小さな会社にとってはすぐにはなかなか難しいことです。
これは日々の個人的な生活の中も同じことだと思います。
今あるものに着目をすることは、
“今の私・役割・会社の現状”を知ることになります。
それを見ずして、新しいものを取り入れることは、それが本当に必要なのかさえもわかりません。
当たり前のことを言っていると思われるかもしれませんが、意外とやってない方を多く見かけます。
現実を知ることは楽しいことより辛いことの方が多いからかもしれません。
でも、辛いということはいつか向き合わない限り、不安が増幅し、”いつか解決しよう”で自分の成長チャンスを奪っていることとも言えます。
辛いからこそすぐにやる
今にしっかり焦点をあて
今必要なことに集中をし
今の現状を知る
今やっていることで無駄をやめること
やめられないの場合はなぜなのかを把握する
今あるもので効率を上げるにはどうやって?
このステップを丁寧に日々やるだけでも
意外とシンプルな方法で改善されることは
沢山あります。
AI など新しいシステムがどんどん普及する中で、
導入できるのであればしたいものですが、
扱えないものを導入しても無駄な投資です。
新しいものを扱えるレベルに持って行く為にも
今あるのに向き合い、改善をし、
その上で必要は最新情報・最新システムを導入することは
それらにコントロールされるのではなく
“コントロールすること立場”で導入することになり、日々変わりゆく世界の情報をさえも冷静に判断することができるでしょう。
ぜひ、”今の現状”と向き合う時間を取ってみて下さいね。